【歯の本来の色】

こんにちは!

ホワイトニングサロン熊本店です☆

今回は"歯の本来のお色"についてお話します!

◎歯の構造について

歯の一番外側には"エナメル質"という灰白色で半透明の構造があります。体の中で最も硬い組織で、通常お口を開けたときに見える部分です。 その内側に"象牙質"という黄色い色をした組織があり、この象牙質が歯の形を作ったり、エナメル質を内側から支えているんです!

この象牙質の内側に歯髄(神経)があります。歯髄では歯の栄養や水分を補給したり、痛みの感覚を司っています。 また歯の根の部分の周囲にはセメント質という構造があり歯根膜を介して骨と歯をつなげています。 

これらの構造の中で、本来の歯の色に関与するのは"象牙質"と"エナメル質"です。黄色い象牙質を半透明のエナメル質が覆っているため、中の色が外側に透けて見えています。つまり歯本来の色は象牙質の色と、それを覆うエナメル質によって決まってくるのです!

◎犬歯が特に色が濃い?

歯の色は中の象牙質の色が透けて見えているのですが、同じお口の中でも歯の種類によって色が違ったり、同じ1本の中でも位置によって色が異なっていることも多いですよね!

■歯の種類による違い 

歯の形に合わせて中の象牙質の厚みも変わります。歯が大きければ、象牙質の大きさも大きくなり、その分色も濃く見えやすくなります。

■犬歯 

犬歯は他の歯よりもかみ合わせの力がかかりやすい歯です。噛む刺激などにより代謝が促され、加齢変化によるトーンダウンが起こりやすい歯になります。

■歯茎からの距離による違い 

一番外側を覆っているエナメル質は歯の先よりも歯茎に近づくにつれて薄くなっています。これはどの種類の歯でも一緒ですが、半透明のエナメル質が薄くなればなるほど中の色は外側に見えやすくなり、歯茎付近の色が特に濃く感じやすくなります。

このように歯の色といっても全て同じわけではありません。また象牙質の色は遺伝的な要因や加齢変化、虫歯や歯の形成の時期に飲んだお薬の影響などによっても変わってきます。 

 

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